帯状疱疹が出たら すぐに皮膚科受診を

ベーチェット病の夫が帯状疱疹を発症した時の日々を綴ります

あたしが洗う

今晩お風呂に入ることになって「俺お風呂洗うわ」とトサンが言うので「洗ったと思う。洗った記憶があるわ。ちょっと見てくる」と言って見に行ったら洗ってあった。居間にいるトサンに「湯船洗ってあった。もうあなたに湯船洗わせない。あたしが洗う。この間『湯船洗いなさいよ』と喧嘩して、帯状疱疹が出たから、湯船はあたしが洗う。(あなたを)大切にしないと。具合が悪かったら洗ってもらうけれど」と言ったらトサンが幸せそうに笑った。





トサンに気を遣ったせいかひどく疲れた。でもトサンが良くなってくれれば、それが私の幸せだから。これからお風呂に入る。

俺何にも考えないでボーっとしているよ

20:36
トサンと今日も和やかな夕食。「今週が内科で来週が皮膚科よね」「うん」「傷はどう?」「良くなったと思うよ。見ないから」「気にしないほうがいいのよ。他へ気を向けて。痒い?」「かさぶたが痒いね」「ひっかかないように」「触るとかさ」「そうそう、触るとか。あなた我慢しなさいよ。この間皮膚科で『じゃあ、あなた我慢しなさいよ』って私が言ったら、研修の先生が大笑いしてたわね。おかしい?『あなた我慢しなさいよ』って」と言ったらトサンが笑った。「あなた一日テレビ見てるの?」「うん」「オリンピックが終わったからつまんないでしょ」「そんなことないよ」「あなた深刻に考えないできら~くにしてるのがいいんだって。ネットに書いてあったよ」「俺何にも考えないでボーっとしているよ」

ビタミンC

2018/02/26 月曜日
11:18
トサンに「黄色いの飲んでる?」と聞くと「野菜を食べなかった時だけな」と。「ビタミンCはいっぺんに摂っても体の外へ流れちゃうのよ」「あ、そう」「野菜食べても食べなくても、朝夕1錠ずつ飲んだら?」「食べても食べなくてもな」トサンが私の言うことを素直に聞くようになった。

暖房代ケチって病院で大金かかるわ

2018/02/24 土曜日
7:47
昨夕食後のトサンとの会話。「調子どう?」「どうかなあ?」「私はあんまり帯状疱疹のあとが残るかどうか気にしてないの。痛みよね。私皮膚科に行く前にあなたに聞いたよね『一番強い時と比べて今はどれくらい?』って。そしたらあなたは『中の下』って言ったけど、皮膚科の先生に『今はお薬飲んでますからね』と言われて、あそうか、と気が付いたの」「うん」「今お薬飲んでるの?」「うん」「どれくらい?」「1錠ずつ」「1錠ずつ?3回?」「2錠飲むときもある。昼飲んだら夜飲まないとか、昼飲まなかったら夜飲むとか・・・」「一日2回?」「朝・昼・晩飲むときは1錠ずつ」「お薬飲まないで痛みがほとんど感じなくなればいいわね」「うん」「私言ったよね。『暖房代ケチって病院で大金かかるわ』って」「言った。言った。その通りになったじゃん」と言って二人で笑った。



夕食後にトサンと会話ができるなんて。トサンは30年間酔っぱらって話もできなかった。喧嘩ばっかりだった。このままアルコールを止めてくれるといいなあ。トサンの体にもいいんだし。



今朝トサンに「シーツとかカバーとか洗おうか?」と聞くと「えっ?」と耳をこっちに向ける。もう一回言って「天気どうかな?」と言うと「わかんない」と。私はタブレットの電源を入れた。トサンがテレビの天気予報を見たらしく、「今日は曇り」と。「じゃあ今日は洗濯できないわね」と言うとトサンが「パボレットで見てみろよ」と。タブレットで見てみると、今日は曇り、明日は雨。雨戸をあけたトサンにそう言った。



トサンはタブレットのことをパボレットと言う。耳が遠いのか。でも理解力がなかったのは若いころからだし。理解力がないのをトサンは今耳が遠いせいにしてるけど、これで補聴器でもつけて良く聞こえるようになったら、言い訳ができなくなるし。でも、この補聴器駄目だなあ、と言うでしょうね。



8:34
トサンの朝食時いつも居間へ行くんだけど今日は私台所にいた。トサンがキャベツの卵焼きをお皿に盛った。「そういう風にするの。私思いつかないわ。工夫ね」と言ったらトサンが「キャベツが冷たいからな」と。「ふ~ん」「柔らかくなるな」「あ、炒めるとね」



朝食後トサンが「オリンピックのあのきょうだい(姉妹)凄いなあ」と言う。たまたま夕べテレビで見たのですぐにわかった。トサンは名前まで知ってた。「男子はだらしないなあ」「でも羽生・・・。あ、スピードスケートね」「あのきょうだいでメダル5個だって」「すご~い」「13個のうち男子は3個だ。4位とか8位とかいってもメダル取んなきゃな」「銅でもね」「昨日金二つ取ったの?」「いや、あれ」「お姉さんの方ね」「うん」「カーリングはどうなのよ」「銅取ったよ」「あそう」


トサンはオリンピックのことは詳しい。



12:21
ダイソンをつけて昼食の準備をした。「できたよ」「うん」トサンはトイレに行った。台所にきたので私は「先に食べるよ」と言った。
「いいよ」「いただきます。毎度お馴染みピザです。今日は照り焼きチキンピザ」トサンがジャンパーを着ている。「ダイソン止めようか」「いや」しばらくしてダイソンが止まった。「ダイソン止めようか」「うん」「あなたすぐ汗かくからさ」トサンがコップにお湯を注ぐ。「見える?」「うん。確かめなくていいな」私はふたを触りながら「あ、ここを開けて?」「うん」「今日のピザしつこくない?」「お腹いっぱいだから、そう思うんじゃないか」「おやつ食べた。チーズとか。ピーナツ食べたかったけど食べなかった」トサンが耳をほじくる。トサンは自分では怖くて耳掃除ができない。「耳掃除してあげようか」「うん」「前びっくりしたわね。信じられないくらいあってさ」硬い耳糞がタワーのように出てきたことがあった。トサンが食べ終わる。「そこ置いといて」「うん。あれは貧弱だったなあ(電動ポットの話)」「背が低くてね(臨時に置いていた以前のものは2.2リットル)」「うん」「この色がいいね」「白は汚れっぽくてなあ」「これは高級感があるわね。落ち着いて」「落ち着いているからいいよ」しばらくしてトサンは「ごちそうさま」と居間へ向かう。「薬飲んだあ?」「飲んだ」




16:37
今日は午前中用事がなかったので気分転換できなかった。洗濯でもしてれば、逆に気分転換できたかも。午後から散歩へ行って少しは気分転換になったと思う。マックスバリュに寄った。トサンがメロンを食べ終わったので、といってもメキシコ産の安い奴だけど、いちごを買った。この間は値下げ品を買ってちっともおいしくなかったので、今日は正規品を買った。トサン療養中なのでね、果物あったほうがいいでしょ。トサンが「玉ねぎが苦い」と言っていたので、今日は新玉ねぎが目についたので、それも買って、レタスも買った。なんかさっぱりしたもの食べたくて。昨日小松菜茹でるの忘れたので、それも茹でなくちゃ。

それで幸せ

2018/02/23 金曜日
7:57
4時に目が覚めた。目覚めてからも、つまらなく暗澹とした気持ちでいた。でもトサンの病院だけは頑張んなきゃな、と思った。そうこうしているうちに6時40分。起きて電動ポットに水を入れエアコンとダイソンのスウィッチを入れ洗濯機を回した。晴れの予報だったはずなのに地面が濡れている。今日も晴れないのか。



17:29
気分よく散歩に出かけることができた。マックスバリュで買い物して帰った。キャベツが夕市で安くてラッキー。安いと言っても今野菜は高め。



トサンが洗濯ものを入れてくれた。今日は晴れて日差しが暖かかった。洗濯ものも良く乾いた。



20:46
夕食時も夕食後も普通にトサンと会話ができる。そのうれしさ。30年間トサンは酔っぱらってまともな会話ができなかった。私はトサンにたくさんたくさん話しかける。トサンは笑って聞いている。「今日は私がやるわ」そう言って食事の後片付けを全部した。



いいのよ。私は私の楽しみをみつけて。トサンと楽しく話して。トサンが健康ならば、それでいいのよ。今は病気だけど。痛みもあるけど。帯状疱疹だからねえ。トサンの病気は完治することはないと思うけど、少しでも長く少しでも健康に近くいて欲しい。他人の世話にならないでできる間は私頑張るわ。



毎日散歩行って買い物して料理作って掃除して洗濯して。それで幸せ。トサンが少しでも元気でいてくれたら幸せ。