帯状疱疹が出たら すぐに皮膚科受診を

ベーチェット病の夫が帯状疱疹を発症した時の日々を綴ります

熱の自覚がない

2018/02/12 月曜日
8:50
今朝は6時半に起きることができた。電動ポットに水を入れて、着替え、歯磨きをしているとトサンが降りてきて「具合が悪いから、寝てるわ」と。「熱があるの?」と聞くと「熱はない」と。額と額を合わせてみると熱い。「熱いよ」と言って体温計で熱を測る。「汗を拭いてね」と言う。わきの下に汗をかいていると正確に測れないからね。例によってトサンのわきの下に耳を近づける。トサンは耳が遠いから体温計が鳴っても気付かないから。熱は38度あった。結構な熱だ。「上へ行って寝てるわ」とトサン。


チキンスープを作ろうと鶏むね肉を解凍した。終わっても電子レンジのスウィッチが切れない。ピピと小さな音を立てる。勝手に色んな表示が出る。電子レンジの説明書を探す。そんなことをしていたらぐっと疲れてしまった。せっかくトサンが家事を手伝ってくれるようになって楽になったと思ってたのに、この有様だ。トサンは快適な生活をそうやっていつも裏切る、と思えて、恨めしい気持ちになった。


気を取り直してチキンスープを作った。時間を見計らって二階へ上がりトサンに声をかける。「降りるよ」とトサン。半分量だけチキンスープをよそう。トサンは食べてくれた。「どう?いまいち?」「これはな」とチキンスープを指さして言う。ビタミンCを勧めた。風邪をひいたのならビタミンCが一番。「最近飲んでる?」と聞くと「野菜を食べたときは飲んでない」と。やっぱり。飲まなくなっちゃうのよね。私は野菜を食べても食べなくても朝晩飲んでいる。私も風邪をひきやすいので。


「熱はない」というトサンの言葉に騙されてはいけない。38度もあるじゃない。あれこれ色んな気遣い。トサンの難病と30年も付き合ってきた。トサンの熱の上りは早い。あっという間に39度。39度超え。となる。気を付けないとね。