帯状疱疹が出たら すぐに皮膚科受診を

ベーチェット病の夫が帯状疱疹を発症した時の日々を綴ります

通院日を決める

13:26
昼食後トサンに「又話したいことがあるから、先に薬を飲んで」と言ったら不満そうに「まだあんのか。なんだよ」と。私は「1~2分で終わる話じゃないから、薬を飲んで」と言った。


「昨日私、これからあなたの闘病生活が始まる、と言ったよね」「言ったよ」「あなたは気楽にいてくれていいんだけど、私はまじめに考えます。これからあなたの病院に付き添います。今あなたは月初めに行ってるけど、月初めって混むんじゃないの。今度(予約は)3月2日だよね」「そうだよ」「3月は5週あるからもう一回行きます。もちろん先生が来て良いと言えばの話よ。で、曜日を決めるとお薬も4週間分だったら28日分とか5週間だったら35日分とか、分かりやすいので、お薬が余る、ということもないので。で、曜日を決めるんだけど、私が精神科と内科に行く曜日は避けてもらいたいのよ。皮膚科の先生がいる曜日がいいよね?」「俺は、月曜日でも火曜日でも水曜日でもいつでもいいよ」「じゃあまとまったから今日はここまで」「まだあんのか」「あなたが、付き添うな、と言えば付き添いません。それはあなたが選んだ道だから私は関係ありません。先生と治療方針を話したり、専門的なことを話したり。もちろんあなたの了解を取ってから話します。事務のほうも払いすぎる前に私が事務の人に言います」と言った。


「あなたは昨日(症状が重くなったら)何か(良い治療方法が)あるんだろ?と言ったけど、今のところありません。帯状疱疹が悪くなれば死ぬだけです。深刻に考えて鬱になったりすると悪化するので、気楽に考えて、あなたはホームセンターに花などを買いに行って気分転換してほしいの」と言ったらトサンは黙って居間へ行った。


トサンが階段を上る音が聞こえた。たぶんベランダの洗濯ものを見に行ったのだろう。そして又居間へ降りて、台所へ来て明るい声で「襖を閉めると暖かいなあ」と私に行った。「そうでしょう。狭くしたほうが暖かいよね。でもあなたは密閉されたところ嫌いだからね」「俺は狭いところ嫌いだからな。でも昼間は日差しで結構暖かくなるんだよ」


自分に怒りが溜まっても、トサンにはゆっくりとゆとりのある気持ちで話す。