帯状疱疹が出たら すぐに皮膚科受診を

ベーチェット病の夫が帯状疱疹を発症した時の日々を綴ります

昨夜も泣いた

2018/02/15 木曜日
9:42
昨夜も泣いた。ずっと起きていた。トサンの世話は大変すぎる。医者の力を借りて合法的に少しずつ殺していこう、と思った。


今朝4時半に目が覚めて又5時半に目が覚めた。『これからどうなるのだろう』大きな不安感でいっぱいだった。『トサンも私もどうなってしまうのだろう』又『医者の力を借りて合法的に殺していこう』と思った。しばらくすると温かい気持ちになれて『トサンとなかよく暮らしていこう』と思えた。そして起きた。電動ポットに水を入れ、床下換気扇を回し、トサンのためにダイソンのスウィッチを入れた。幸せな気持ちでいた。7時過ぎトサンが起きてきて台所のドアを開け「ああ暖かい~」と嬉しそうに言った。『これからトサンと幸せに暮らしていこう』と思った。トサンと幸せな会話。何気ない会話が続く。トサンは居間へ。私は階段廊下台所の床にワイパーをかけ、掃除機をかけた。キッチンの洗い籠やシンク・排水も洗った。トサンが朝食。昨夜は別メニューを作ったので昨日のチキンスープをおじやにして食べているトサンを見て幸せな気分になった。それから洗面所とトイレの掃除をした。今週の掃除の予定を今日一日で済ませてしまった。


トサンのゆったりとした口調に合わせて会話をしていると、どうしても私に怒りがたまってしまう。どうしようもない。どこかで気分転換するしか・・・。


この間、私が散歩に行って気分転換して帰ると、一日中テレビを見て過ごしていたトサンに怒りが溜まり、夕方に爆発して喧嘩になった。私は「お願いだから気分転換考えて」とトサンに言った。トサンは「プシュー、プシュー」と言いながら、両手で自分の足をたたき、力を込めているようだった。それから散歩へも又行くようになったし、庭仕事もするようになった。台所の片付けも「私がやるわ。置いといて」と私が言っても「俺がやる」と言ってやってくれた。「俺がやる」と言った言葉に力がこもりすぎていた。


無理をしていたのか、トサン・・・。帯状疱疹発症。


今トサンが台所のドアを開けて「散歩に行ってくる」と。私は「帯状疱疹よ・・・。止めて・・・」と言った。トサンが「止めて?」と言った。「無理」と私は言った。「無理。じゃあ止める」とトサン。トサンは軽く考えている。お薬が修正されて飲む量が三倍になった。大変強い薬を飲んでいるのである。これからトサンに説明する。