帯状疱疹が出たら すぐに皮膚科受診を

ベーチェット病の夫が帯状疱疹を発症した時の日々を綴ります

今週はお掃除どころではない

13:36
トサンは朝コンソメスープの半量をおじやにして食べた。昼はコンソメスープだけ食べた。私は今ローストポークをオーブンで焼いている。


写真をプリンターにかけた。トサンに「写真撮ったからね」と言ったらトサンが「うん」と言った。


13:48
今週はお掃除どころではない。


17:28
2時頃気分転換に散歩へ行こうと思ってトサンに「閉めて」と言った。玄関に来たトサンが下腹を押さえている。「どうしたの?」と聞くと「痛い」と。「お腹?」と聞くと「いや背中・・・」と言う。私は他人事のように「お大事にね~」と言って散歩へ出た。


出ると心配になった。池田病院へ行った。事務の人に「時間外受付どこですか?」と聞くと首をひねって「時間外受付?」と言った。昨日来たことなど話し診てもらえないか話した。粘ったがやはり診てもらえないとのこと。「沢村先生の指示で水曜日の外来に来てもらうことになってますので」と言われた。「本人が心配してますので電話してもらえないでしょうか?私が言っても納得してくれないので。もう夫婦関係壊れてますので。主人の病気で」と言った。「生きるか死ぬかの問題なんですよ」とも言った。そしたら電話に出てくれるそうで、まず私がトサンに携帯で電話した。トサンは「いくら粘ったって診てもらえるわけないじゃないか」と言った。「それでいいの?」と言うと「いい」と。事務の人には電話に出てもらわないですんだ。明日来た時に「2番のボタンを押して番号の紙を取ってください」と優しく教えてくれた。


公園へ行った。私は力がなくなった。何も拠り所がなくなったような気がした。公園のベンチに腰掛けて「死にたいなあ」と思った。このままどこかで首を吊って死のうか、と思った。


気を取り直して青田バス停のほうへ向かって歩いた。工事現場の人が道先案内をしてくれた。ファミリーマートの反対側に腰かけてタブレットで音楽を聞いた。ドコモのwifi月額300円に入っているので。そうしたら気分転換になって「あそうだ。昨日『沢村です』と言った先生が確かに『水曜日外来に来てください』と言っていた」と思い出した。私が「明日江口先生外来お休みなので」と言ったら、そう言ってくれたんだ。トサンはそれに気付いていなかったんだ。だから今日「案内の人に聞いてみろ」と言ったのだ。ドクターの指示があるのだから診てもらえるか診てもらえないか心配することはないんだ、と納得した。マックスバリュで買い物して帰った。


帰宅してトサンに早速思い出したことを言ったけど、トサンがいまいち不愉快そうな顔をしていた。


それから台所へ行き又気分が悪くなって居間へ行きトサンに「今日死にたいと思った」と言った。「またか」とトサン。「なんで池田病院に行ったんだ」「だってあなたが背中が痛いと言うから」「行かなきゃ良かったじゃないか!!」「行って良かったのよ!『沢村先生の指示で来ました』と明日書けるじゃない!」


「なんで案内の人に私に聞かせるの!自分で聞きなさい!今日は私の外来で色々考えることもあって疲れ切ってるんだから私を使わないで!自分でやりなさい!」


19:57
夕食は穏やかな気持ちで摂ることができた。トサンが食器の下洗いをしてくれた。私は黙ってやってもらった。「まな板はそのままにして。又スープ作っておくから」とトサンに言った。「熱ないの?」「あるよ」「じゃあもう止めときなよ。あとは私がやるから」


今日は鶏がらスープの素でチキンと卵のスープをもう作ってしまった。今日卵買ったので2個入れた。豚バラを焼いたフライパンとほうれん草を茹でた鍋を洗わなくちゃ。まな板もね。そして最後の拭き掃除をして、おしまいになる。


20:29
トサンは「もう寝るよ」と言って二階へ上がった。私はキッチンの天板を拭きながら「おやすみなさい」と言った。


ああ、ものすごい一日が終わった。無事終わった。良かった。今日は保健所へ電話しようと思ったのだけれど、ややこしくなるだけだ、と思えて止めたのだった。止めてよかった。


今日一日無事に終わった。ああ安心。ああ良かった。感謝。