帯状疱疹が出たら すぐに皮膚科受診を

ベーチェット病の夫が帯状疱疹を発症した時の日々を綴ります

闘病生活の始まり

17:20
2時頃散歩へ行って音楽を聞きながら泣いた。トサンが気になったのでマックスバリュで買い物してすぐに帰った。


又涙が出る。トサンは大したことないと思っているのだ。でも私は、これから闘病生活が始まる、と思っているのだ。覚悟しきれずに涙が出る。あとからあとから涙が出る。楽しい生活が待っているはずだった・・・。表面上であれ健康だから強気でいられた。涙が、涙が、あとからあとから・・・。涙が・・・。


午前中は、トサンにお小遣いをあげよう、と思っていた。トサンは本当にお金を使わない。私だってお小遣いゼロなのだから、別に気にしていなかった。でもトサンに「お願いだから気分転換考えて」と言っても散歩ぐらいしかできないだろう。「金くれ」とトサン言わないのだもの。気が付かなかった。気分転換にもお金が必要だろうと思ってお小遣いをあげよう、と思っていた。サボテンとか花も安くならないと買わない人だ。もっと園芸にお金をかけられるように。トサンの性格なのかな。トサンはとにかくケチ。リフォームの時もものすごく大変だった。業者との交渉が。


お金をあげてもきっとパチンコに行って終わりね。すってお金が無くなって、ケチな性格は変わらないわね。


午後になると、お金をあげることよりも、トサンの難病と付き合うことのほうが大事なのでは、と思えてきた。昨日病院に付き添ったけど、トサンはとにかく気持ちに余裕がない。会計が遅い、と文句たらたら。別に用事があるわけじゃなし、ゆったり待てばいいものを。多く払ったのを返金してもらった。トサンは多く払ったのに気づいていた。気づいた時点で何故言わないのか。多く払って不満をため込んでいた。文句たらたら、私に言う。


トサンの病院にこれから付き添うことにしようかな、と思う。でもそれは本当に難しいこと。気難しいトサン、ものの道理が分からないトサン、怒って大きく声を荒げるトサン、そんなトサンに付き添うことは並大抵のことではない。付き添っても感謝されるわけではない。


17:54
そんなことを考えていたら私の頭が怒りでいっぱいになった。



補足:私は家計の管理がしたくなかったので「月々10万円ちょうだい」と言って私たちの結婚生活が始まった。でも夫は家計管理が全然できないので、結局私がやることになった。