帯状疱疹が出たら すぐに皮膚科受診を

ベーチェット病の夫が帯状疱疹を発症した時の日々を綴ります

蕁麻疹ありますか?

16:37
散歩に行くときトサンがむすっとした顔をしていたので不幸な気持ちになった。薬局の帰り道トサンが「薬代高いなあ」と。私は「病院代はケチらない」と言ったけど薬代680円よ。自分の命とお金とどっちが大事なのかしら。一事が万事その調子。ドケチ、と思った。それで今まで私がどんなに苦労してきたことか。それからそれから不幸な不幸な気持ちになって行った。



帰宅するとトサンが明るく迎えてくれた。それで気持ちが明るくなった。「ダイソン2万7千円安くなってるわよ。もう時期があれだから。買う?ガッテンで売ってるわよ。すぐ来るわよ。2~3日で」「そりゃあすぐ来るさ」「5万円」それだけ言って私は襖を閉めた。



皮膚科の先生が「蕁麻疹ありますか?」とトサンに聞いた。トサンは「いや」とか言っていた。私は「ウイルスの薬を飲んでいるから出ないんですか?」と聞いた。「それは関係ないです」と教えてくれた。トサンは「いや」とか言ってたけど、この間は看護師に皮膚が赤らむのが気になると言ってたのに。




先生が「痛みはズキズキですか?チクチクですか?」とトサンに聞く。トサンは黙っている。私はトサンに「聞こえてる?先生の言うこと」「聞こえてるよ~」「痛みはズキズキですか?チクチクですか?どっち?」と私はトサンの背中をトンと押す。「分からない」「あ、分からないのね、はい」