帯状疱疹が出たら すぐに皮膚科受診を

ベーチェット病の夫が帯状疱疹を発症した時の日々を綴ります

一安心ね

19:29
疲れたあ!



トサンは機嫌よく和やかな夕食となった。私は「一安心ね」と言った。「先生がお風呂に入ってもいいと言ってくれたからお風呂に入りましょうね」「そうだなあ」「あなた、散歩行ったり酒飲んだりしてたらここまで良くならなかったと思うわよ」「そうだな。おとなしくしてるか」「暖かくなるくらいまでね。痛みが残ったら一生残るのよ。一生残ったら嫌ゃない」「そうだな」「養生したら痛みも消えると思うわよ」




トサンは気分が良かったのか、私が買っておいてあげたメロンを食べた。今日自分で冷蔵庫に入れたみたい。私が「まな板洗うわ」と言った後「自分は食べられないのに、他人の分を切るのやだわ」と言ったらトサンが「いつもそう言うなあ」と。「え、私いつも言ってる?忘れてるわ」と私は言った。




「散歩に行ってねえ、工事現場邪魔臭いと思ってたけど、工事が終わったらさみしいでしょうねえ。誘導してくれる係の人の気遣いで心が和むのよ。隣のおっかさんはヘルパーが来て困ったことがあればすぐ相談できるでしょう。私はそういう人、誰もいないじゃない。あなたが病気の時も。だからねえ、工事現場の人の気遣いで心が和むのよ」トサンは微笑んで聞いてくれていた。そしてお皿の下洗いをしてくれた。