帯状疱疹が出たら すぐに皮膚科受診を

ベーチェット病の夫が帯状疱疹を発症した時の日々を綴ります

帯状疱疹はウイルスです

2018/02/12 月曜日
20:54
すっかり疲れてしまった。これからどうしたらいいのか・・・。しばらく鳴りを潜めていたトサンの症状。今回は帯状疱疹という形で出た。今まで蕁麻疹はあったものの、これといって大きな症状はずっとなかった。だから私は保健所の人にも「表面上健康な状態が続いている」という表現をした。表面上でも二人の健康には自信があった。だから今まで強気でいられた。


何がいけなかったのか、とあまり考えないようにしよう。ひとまずトサンの熱は平熱に下がった。今日は私も安眠できるはずだ。38度の熱が続いていたら、いつ40度近くになるかと不安で眠れなかったろう。トサンの熱の上がり方は急激だから。


何がいけなかったのか、とあまり考えないほうが良い。これまで通りの生活をしたほうが良いと思う。オーバーリアクティングしないほうが良いと思う。普通に暮らして行けばそれでいいと思う。


ただ台所の暖房は入れた。私がしもやけになったり、トサンは、食事の時に寒気がした、と言っていた。あまりケチるのもね。ただし暖房温度は12度だけど。それで十分寒くない。


年配の先生に点滴をお願いして「江口先生の時は抗生物質も入れてもらったりして」と言ったら「帯状疱疹はウィルスですので、抗生物質は効きません」と教えてくださった。又一つ学んだ。点滴だと毎日しないといけないそうで、投薬になった。


夕食はハムとベーコンの卵ピザにした。トマトと長ネギも入れて。トサンはその一品で終わり。「まさか、焼酎飲まないよね。今晩は飲まないほうがいいと思うよ」と私は言った。トサンは「もう寝るわ」と早々と二階へ上がった。


明日私は内科受診。「歩いて行くのか」とトサン。「バスで行くか歩いて行くわ」と私は言ったけど『トサンは車で連れてってはくれないんだ』と思ってがっかりした。『今日私トサンのためにこんなに頑張ったのに』と私の心が言っている。明朝バタバタして何も作れないだろうからとチキンの卵スープをコンソメで作った。トサンには「食べたかったら食べればいいし、あなたが食べなかったら私が食べるわ」と言っておいた。明日の朝、普通食が食べられるかどうかトサンに聞いたのだけれど「分からない」という返答だったので。私は明日歩いて行くわ。バスは池田病院に勤めている人たちで満員だろうから。朝歩いて行くのは寒いだろうなあ・・・。

痛み止めはいらない!

2018/02/12 月曜日
18:08
1時5分に池田病院へ電話したら事務の人が出て「内科の先生がいらっしゃいますので来てください」と言うことだったので、ベッドにいるトサンに「行く?」と聞いたら「行く」と言ったのでタクシーで池田病院まで。若い先生が診ていたが年配の先生も来て、沢村です、と言ったかと思う。若い先生は、帯状疱疹だ、と教えてくれた。神経に沿って腹から背中まで出ていると。こんなに真っ赤になったのは初めてです、と言った。年配の先生が、ステロイド剤か、と若い先生に言ったので私は「ステロイド剤を飲んでます。ステロイド剤の副作用ですか?」と聞いたら「ステロイド剤でも免疫力が低下しますし、疲労でも免疫力が低下します」と教えてくれた。「痛み止めも出して」と若い先生に指示したらトサンが「痛み止めは要らない!」と。年配の先生が引っ込んでから若い先生が「痛みを我慢していると帯状疱疹が治っても痛みが残る場合がありますので」と言ったので私がトサンに「ほらほらほら、痛みを我慢すると痛みが残るんだって、ほら」と言ったら、若い先生もトサンも笑った。「我慢しちゃうから。症状が出ても言わないから」と私は言った。帰宅してしばらくしたら池田病院から電話で、追加の薬があるから取りに来てください、と。「行ってくるわ」とトサンに言うと「俺も行こうか」と。「熱下がったよ」だって。安心して下がったのか。トサンの運転する車で行って追加の薬をもらったが、同じ薬だった。がっかりした。日数分足りないので追加とのこと。家へ帰ってみると先にもらった同じ薬と飲み方が違う。電話しても出ない。再びトサンの運転で池田病院へ。トサンが「駐車場へ入れようか?」と言ったが私は「時間がない」と言った。時計は4時50分。先生は5時までいる、と聞いていた。飲み方を聞いて帰宅。ギュッと効かせたいから二錠ずつ一日三回、二日分、だって。


やっとこれから楽になると思ったのに。トサンの病気・・・。人生も下り坂なのか、と暗澹とした気持ちになった。まあそんなに深刻に考えないで、とは思うけど。トサンは診てもらって安心したのか、ケロッとしている。朝は私が雨戸を開けたけど、夕方はトサンが閉めた。大丈夫だって。

休日担当医

2018/02/12 月曜日
12:56
お昼頃トサンがトイレに降りてきたので「熱を測ってからお昼を食べましょうね」と言ったらトサンが「はい」と言った。私はお昼を済ませたばかりだった。熱は38.12度。芳しくない。朝のスープでいい、と言うので出した。トサンの食べっぷりが朝より良いような気がした。「口の中大丈夫?」「口は何ともない」「どこかにできているの?おできとか」「うん。ここに」「どれ。ちょっと待って暖房つけるから」「ちょっとだからいいよ」私はダイソンのスイッチを入れた。トサンが腹を見せる。見事に赤くなって水泡ができている。昨日からできていたのだそうだ。トサンはすぐには言わないからね。一昨日あたりから痒かったのだそうだ。今は痛いそうだ。しばらくしてふと私は気が付いて「背中はどう?あなた見えないでしょ」と背中を見てみるとこれも見事に赤くなっている。水泡もある。トサンとの穏やかなゆったりとしたしゃべり。


今日は祝日。休日担当医を調べてみる。ベーチェット病に詳しそうな病院ではなさそう。池田病院に電話をしてみる。なかなか出ない。お昼休みか、と思って電話を一旦切る。


明日は火曜日。主治医の江口先生の外来はお休み。でも病院にはいらっしゃるのか。

熱の自覚がない

2018/02/12 月曜日
8:50
今朝は6時半に起きることができた。電動ポットに水を入れて、着替え、歯磨きをしているとトサンが降りてきて「具合が悪いから、寝てるわ」と。「熱があるの?」と聞くと「熱はない」と。額と額を合わせてみると熱い。「熱いよ」と言って体温計で熱を測る。「汗を拭いてね」と言う。わきの下に汗をかいていると正確に測れないからね。例によってトサンのわきの下に耳を近づける。トサンは耳が遠いから体温計が鳴っても気付かないから。熱は38度あった。結構な熱だ。「上へ行って寝てるわ」とトサン。


チキンスープを作ろうと鶏むね肉を解凍した。終わっても電子レンジのスウィッチが切れない。ピピと小さな音を立てる。勝手に色んな表示が出る。電子レンジの説明書を探す。そんなことをしていたらぐっと疲れてしまった。せっかくトサンが家事を手伝ってくれるようになって楽になったと思ってたのに、この有様だ。トサンは快適な生活をそうやっていつも裏切る、と思えて、恨めしい気持ちになった。


気を取り直してチキンスープを作った。時間を見計らって二階へ上がりトサンに声をかける。「降りるよ」とトサン。半分量だけチキンスープをよそう。トサンは食べてくれた。「どう?いまいち?」「これはな」とチキンスープを指さして言う。ビタミンCを勧めた。風邪をひいたのならビタミンCが一番。「最近飲んでる?」と聞くと「野菜を食べたときは飲んでない」と。やっぱり。飲まなくなっちゃうのよね。私は野菜を食べても食べなくても朝晩飲んでいる。私も風邪をひきやすいので。


「熱はない」というトサンの言葉に騙されてはいけない。38度もあるじゃない。あれこれ色んな気遣い。トサンの難病と30年も付き合ってきた。トサンの熱の上りは早い。あっという間に39度。39度超え。となる。気を付けないとね。

帯状疱疹発症

2月10日に予兆があって、11日に帯状疱疹発症。私が知ったのは12日月曜日の祝日でした。上腹のあたりから背中にかけて広範囲に赤くなっており、たくさんの水泡がありました。


今から思うと二人ともパニック状態になっていたのだと思います。


日記のコピペが続きますので、びっくりするような文章も出てきますので、我慢して読んでくださいませ。